購入した敷地に家を建てるとき、「デッドスペースをできるだけ少なく、居室を広くしたい!」、「書斎が欲しいけど、リビングの広さは譲れない」など、間取りについてお悩みの方が増えています。コンパクトな住宅の場合は特に、デッドスペースをできるだけ少なくしたいものですよね。
特に近頃は、階段周りを有効活用した事例が増えています。そこで今回は、岐阜県で実際に建てられた注文住宅の中から、スペースを有効活用して快適に暮らすためのアイデア溢れる実例をご紹介します。家づくりの参考にぜひご覧ください。
ダイニングテーブルとはあえて別!効率があがるママコーナーのあるおうち
岐阜県可児郡御嵩町Kさんのおうち
まず初めにご紹介するのは、ナチュラルなカフェのような雰囲気のあるママコーナーがあるダイニングの事例です。ダイニングテーブルとチェアを置いた背面のちょっとしたスペースに、レシピ本を呼んだりお子さんが勉強ができるようなママコーナーを作りました。
ダイニングテーブルの横にデスクがあると、使いづらいと思われるかもしれませんが、ダイニングチェアの片側を椅子の出し入れが少なくコンパクトに置けるベンチタイプにすることで、動線を邪魔せずスペースを有効活用ができます。ダイニングテーブルで作業や勉強をすると食事の前後に片付けが手間ですが、この事例のようなママコーナーがあるとその手間もなく、便利ですね。
階段上のフリースペースを有効活用!アイデア次第で階段ホールが第2のリビングに
次にご紹介するのは、階段を上った2階部分のフリースペースにカウンターやハンモックを吊るしたアイデア溢れる事例です。ダイニング上の吹き抜けのスペースには、デスクコーナーをつくりました。1階の窓や吹抜け上部の窓からたっぷりと光が入り込み、日中は照明がいらないくらい明るく温かな光で包まれます。
また、なんといってもポイントなのはハンモックを吊るしたことです。部屋を設けるにはちょっと狭すぎるスペースでも、ホールの開放感を活かしながらリビングの要素を取り入れることで、第2のリビングのようなくつろぎのスペースになることをくづかせてくれる、アイディアあふれるおしゃれな事例です。
リビングが運動場に?!デッドスペースを活用した遊びゴコロのあるおうち
岐阜県土岐市Hさんのおうち
最後にご紹介するのは、リビングの少しのスペースも無駄にせず、遊びゴコロのある運動スペースにしたこちらの事例です。
リビングのテレビボード横にある吹抜けの横にある少しの壁、この壁の上部は幅が狭くデッドスペースになりそうだったため、お子さんと一緒に遊べるよう、ボルダリング用の足掛けを設置しました。1階部分の天井を超えて2階にも足場をたどっていけることで、デッドスペースが室内にいながら楽しめるアクティブなスペースに。
カラフルな足場もアクセントになるおしゃれで遊びゴコロのあるおうちに仕上がりました。
家族みんなが、ここに帰ると元気になる遊び心が溢れるお家
MOREコンパクトなスペースだからこそ、有効活用して暮らしを楽しく
今回はスペースを有効活用して快適に暮らしている、アイデアのある注文住宅の実例をご紹介しました。これまであまり活用方法のなかった階段上のホールにカウンターやデスクを置くといった、今までの固定概念を外したアイデア溢れる事例が増えてきています。
せっかくの注文住宅だからこそ、皆さんもぜひどんな暮らしをしたいかをたくさん思い浮かべて、快適に過ごせる間取りを目指しましょう。困ったときは建築実績の多数ある私たちにご相談ください。夢を実現するためのお手伝いをさせていただきます。これからもアイデア溢れる注文住宅実例をご紹介していきますのでぜひ楽しみにしていてください。