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2024.08.31

これからの省エネ住宅とは?ポイントを解説

従来の戸建て住宅に比べて、生活する上で使用するエネルギーが少なく住むのが「省エネ住宅」です。
近頃では環境保護や光熱費削減の観点から、長く住めば済むほど経済的で、環境や健康に良い住宅への注目が高まっています。
そこで今回は、省エネ住宅のポイントについてご紹介します。

コーケツホームズ編集部

省エネ住宅とは?

外観

エアコンや照明など、家庭で使うエネルギー消費量を抑えるための設備や建築資材を導入した住宅のことを「省エネ住宅」と呼びます。具体的には、以下の3つの機能を備えている住宅のことで「省エネ住宅」といえます。

また、省エネ住宅は省エネ住宅はエネルギー消費が少ないため、CO2排出量を削減する効果が期待できます。太陽光発電や蓄電池を導入することで、再生可能エネルギーを活用し、持続可能な生活を実現することも可能です。地球環境の保全につながることからも、省エネ住宅は注目されています。

 

 

「住宅における3つの省エネ機能」

1.断熱 = 室内外の熱を伝わりにくくして快適な住み心地を実現する機能

2.気密 = 部材同士の隙間を少なくし、空気の流れを抑える機能

3.日射遮蔽 = 室内に入る日射量(太陽から放射されるエネルギー)を抑える機能

 

「省エネ住宅」の3つのメリット

リビング

①光熱費の削減が期待できる

省エネ住宅は高断熱・高気密構造の住宅のため、外気の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるのが特徴です。

このため、冷暖房の温度を必要以上に下げたり、上げたりすることなく快適に過ごせます。さらに、冷暖房を必要とする機会が減るので、ご家庭の電気代を削減する効果を期待できます。

電気事業連合会の調査によると、一般家庭の用途別消費エネルギー量のうち、冷暖房に使うエネルギー量は全体の28.8%を占めています。夏は外部の熱を室内に伝えないようにすることで、冬は暖房で暖めた空気を外へ逃がさないことで、劇的な冷暖房エネルギーの削減につながります。

そのためにも、高断熱・高気密・日射遮蔽の機能が省エネ効果を高めることが必要なのです。

また省エネ住宅では、高効率の給湯器や省エネ型の家電製品を使用することで省エネ効果を高めています。省エネ型の家電製品を使うことで、電気代やガス代も節約できるのもメリットのひとつです。

②室内環境を快適に保つことができる

省エネ住宅は断熱性能が高いため室内温度をほぼ一定に保つことができ、最低限の電力で常に快適な温度を保つことができます。

また、適切な換気システムを導入することで室内の空気の状態を良くし、カビやダニの発生を抑えられます。これにより、健康的な生活環境を実現できます。健康については次のメリットで詳しくご紹介します。

③住む人の健康づくりにつながる

国土交通省の調査によると、断熱性能の高く、暖かい省エネ住宅はヒートショックなど高齢者にとって危険な環境を防止するなど、健康面でのメリットがたくさんあります。

足元の温度は疾病発生の観点からも大切

一年間を通して室内温度を暖かく保つことができる省エネ住宅。室内の空間温度だけでなく床も温かいのがポイントです。

この床の温度、実は健康面でみても重要なポイントです。床付近の室温が15℃未満の住宅に住む人は、床付近の室温が15℃以上の住宅に住む人に比べて、高血圧で通院している人は約1.5倍、糖尿病で通院している人は約1.6倍であることがわかっています。

健康診断の結果にも差が

室温が18℃未満の住宅に住む人は、18℃以上の住宅に住む人に比べ、健康診断結果のうち、心電図に異常が見つかった人が約1.9倍、総コレステロール値が基準範囲を超える人が約2.6倍という結果になりました。

このことからも床だけでなく、室温全体の空気を暖かく一定に保つことは健康面において重要だと考えられています。

居室間の温度差から起こるヒートショックを防ぐことができる

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、血管や心臓に大きな影響をもたらす状況のことです。

不整脈や脳卒中、心筋梗塞などの健康被害をもたらし、主に60歳以上の高齢者に影響が出やすいといわれています。入浴中の溺死や急死につながることもあるので、ヒートショックへの対策は健康面において必要です。

居間や脱衣所が18℃未満の住宅に住む人は、18℃以上の住宅と比較し、入浴事故が多いと言われる42℃以上の熱め入浴が1.8倍に増えることがわかっています。

省エネ住宅のように、室内や居室間の温度変化が少なく一定温度に保つことができる環境であれば、ヒートショックによる健康被害の発生を防ぐことができるのです。

省エネ住宅はコスト面でのメリットも

省エネ住宅

省エネ住宅を建てることで、国や各自治体から補助金を受けることができます。補助金をうけるには条件がありますが、光熱費を削減できるだけでなく、健康にもうれしい効果を期待できる住宅をお得に手に入れることができるのは、これから住宅購入を検討している方にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。

こちらの記事で補助金や税制のメリットを受けられる住宅の条件や補助金の詳細についてご紹介していますので、合わせてご覧ください。

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いかがでしたか?今回は省エネ住宅のポイントやメリットについてご紹介しました。

住宅を購入する際に、外観や立地などの外面的なことだけでなく、内面的な性能や品質のことも調べたうえでしっかり住宅を選ぶことが大切です。

省エネ住宅を選択することは、環境に良い住宅で快適に過ごすこともでき、節約への最大の近道にもつながります。

省エネ住宅に興味がわいた方はぜひ、私たちにご相談ください。省エネ住宅の詳細や性能についてご紹介させていただきます。

この記事を書いた人

コーケツホームズ編集部