そもそもZEHってなに?定義とは?
ZEHとはnet Zero Energy House の頭文字をとって「ゼッチ」と呼ばれ、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」のことです。
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー課によると、ZEHとは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設 備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー を実現した上で、再生可能エネルギー等を導入することにより、年間の一 次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」とする。
とあり、なんだか難しいですね。
要するに、限りある地球上のエネルギー『石炭、石油、天然ガス、火力、水力、風力、原子力、太陽光』などの1次エネルギーを大切にするための、
“1次エネルギー消費を減らし、エネルギーを創りだす、地球と財布にやさしい住宅”ということになります。
1次エネルギーってそんなに消費やばいの?
私たちの生活で欠かせない電気やガス、ガゾリンなどは、1次エネルギーから加工して作られています。
(ちなみに日本の1次エネルギー消費量は世界第5位になります。)
このエネルギーがもしなくなってしまったら・・・、世界中パニックになってしまいます。
特に、エアコンは1年中ほとんど使用するご家庭も多いのでは・・・?
ZEHのメリットは?
1、最小の電力にする省エネシステム・断熱の強化・太陽光発電による自家発電によって、光熱費が削減されます。
2、蓄電池がある場合や、昼間は災害時に非常電力を使ったり、備えたりできます。
3、資産価値が高くなり、高く売却できる可能性があリます。
4、2022年の今なら、補助金もあります。
ZEHのデメリットは?
1、コストがかかることです。平均すると、一軒あたり約250万円〜300万円ほど。
2、太陽光パネルのメンテナンスと、故障のリスクがあることです。
3、日射時間による、太陽光パネルの発電量の不安定さがあります。
4、太陽光発電の売電価格の下降や、家庭用の出力は平均5kW程度で10kW未満になるため、全量買取制度ではなく「余剰電力買取制度」が適用されます。
5、ZEH住宅の補助金制度が利用できるのは、ZEHビルダーに登録された住宅会社を通して建設されたZEH住宅だけです。
まとめ
今回は、ZEHについてご紹介しました。ZEHにもメリット・デメリットがあります。
コストを先にかけるか・かけないか?
快適さを優先するか・しないか?
長い人生で、家にいる時間はどれくらいなのでしょう・・・。
何を重視していくかはお客さまの生活スタイルにもよるのではないでしょうか?
また、家づくりの総予算も大切です。
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