おはこんばんちわ。楓です。
お施主様のかわいいお子様からほっぺにKISSのサービスを頂戴して、天にも昇るような気持ちが表情に出そうなのを、横で見ていたお父様の嬉しいような悲しいような、やや殺意にも似た複雑な心境がひしひしと伝わる、口ほどに物を言っている視線に怯え、ぐっと堪えた僕です。
本日はお客様との漆喰塗体験を現場にて行いましたが、その時にいつも大活躍してくれるのが某左官屋の『AKIRA氏』。お茶の間で人気のアキラ100%にあやかって、僕と常務の間ではAKIRA50%の愛称で呼ばれています。
いつもは、やんや、やんやと騒がしい人なのですが、お客様の前だと借りてきた猫よりもおとなしくなり、お釈迦様のように穏やかでお客様にとてもやさしく、かわいい子猫ちゃんのようになるのでその姿を見るのが僕の密かな楽しみです。
昔とある職人さんから、AKIRA氏の事を『あの人は大切にしないといけないぞ!!』と言われた事がありますが、当時の僕はその言葉が理解できず『なぜ?』と思いました。
時には工程の事でぶつかる事もあり、キャリアとスキルもあって、年長者である50%氏に大きな口を叩いた事もありました。しかし、時がたち苦楽を共にする中で少しずつあの時の言葉の意味が分かるようになったのと同時に、自分の未熟さを知りました。
そんな中、ある時50%の口からふいに出た言葉に『俺たちが作り上げたkoke’sブランド』という言葉があり、それを聴いた時には昔からのkoke’s homesを知る人の言葉の重みにシビレました。
仕事はしっかりしているのですが、普段おちゃらけてばかりいて憎まれ口を叩いてしまうゆえに、その内に秘めたる熱い気持ちが伝わらず、誤解を招いていると所もあるような気がしますが、お天道様はちゃんと見ていますよ!!
本当のアキラ100%なら内に秘めたる気持ちも完璧に隠せるのでしょうが、ちょこちょこ見えちゃうあたりがやっぱり50%と呼ばれる所以でしょうか?
最近のYouTubeの動画の中でマイブームなのが『粋』なのですが、50%の行動と想いはまさに『粋』でした。粋な職人さんに支えられてkoke’s homesのお家は出来ているのだと再認識した瞬間でした。
粋な男は背中で語る!!
ん?
んん??
あれ???
変わったズボンを履いているなと思ったら、汚れない為に履いているカッパが破れている。しかもおしりの所が全部!!
うん!!豪快!!!それもまた『粋』
ちなみに『粋』の対義語は『野暮』だそうで、日々の自分の行動と照らし合わせてみると『野暮』しかないなと感じた『女々しくて辛い』ブログでした。